当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する人の自己責任でお願いします。
当ブログでは、一切の責任を負いませんでご了承下さい。

マーケット出来事貴金属とレアメタル宝石と宝飾品貴金属の取引方法貴金属取扱会社

2024年10月16日

16日に決算発表するASMLの株価復活の鍵はAI関連受注の伸び?

 オランダの半導体製造装置メーカー
   ASMLホールディングス
の投資家らは、16日発表予定の同社決算報告で、人工知能(AI)関連の取引における同社の強みが明確に示されることを期待している。

 欧州で最も時価総額の高いハイテク企業であるASMLの株価は、7月の高値から約20%下落している。
 こうした背景には、中国での同社の事業に対する米国の規制がさらに厳しくなるとの見通しや、今夏に投資家の物色の矛先がハイテクセクターから総じて離れた点がある。
 こうした要因が、ASML製品に対する予想以上の受注を覆い隠し、2023年初めから同社の株価をほぼ倍増させたAI主導の上昇に終止符を打った。
  
 ASMLの予想株価収益率(PER)は過去5年の平均を下回る約30倍で、米エヌビディアのようなAI関連株の平均37倍より大幅に劣っており、株価の上昇は歓迎されるとみられる。
 ただ、ブルームバーグが集計したデータでは、他の半導体製造装置メーカーよりも、ASML株は高値で取引されている。

 ASMLTSMCや米インテルを主要顧客に持ち、最先端の半導体を製造する機械を独占的に製造している。

 中国からの受注は特に注目され、オランダ政府が中国内にあるASMLの規制対象機器の修理能力を制限する要求に抵抗した場合、米国が
   最も厳しい貿易制限措置
を検討しているとブルームバーグが7月に報じた際、株価は急落した。

 これまでのところ、輸出規制はASMLの中国からの受注を押し上げている。中国は、規制の対象外となっている旧式の機器を買い占め、より古いタイプの半導体製造に利用している。中国はここ数四半期、ASMLの収益のほぼ半分を占めており、一部アナリストは、今後これが減少し、株価の下押し圧力になると予想している。
 

posted by まねきねこ at 00:00| 愛知 ☔| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: