イスラエル北部で13日夜、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラによる無人機攻撃がイスラエル北部のハイファの南およそ30キロにある町ビンヤミナであった。
地元メディアは負傷者は60人以上に上り4人が重体になっていると伝えた。
現地からの映像では、負傷者がヘリコプターや救急車で搬送される様子が確認できる。
ただ、その多くはイスラエル軍の関係者とみられ、住民の負傷者は不明だ。
地元メディアは負傷者は60人以上に上り4人が重体になっていると伝えているほか、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは去年10月に一連の戦闘が始まって以来、イスラエルが受けた最悪の被害だと報道した。
イスラエルは「アイアンドーム」に代表される迎撃システムを各地に配備し、ミサイルやロケット弾の迎撃率が極めて高いことで知られている。
ただ、地元メディアは今回は警報や迎撃システムが作動せず、軍がその原因を調べていると伝えている。
ヒズボラは「イスラエル軍による虐殺の報復として、ビンヤミナのゴラニ旅団の訓練施設に攻撃ドローンの部隊を発射した」という声明を出しました。
また、イスラエル国民に軍事施設のそばから離れるよう警告し、さらなる攻撃を示唆した。
ひとこと
太陽フレア−が地球に到達した時期に重なって、システムに支障が生じたのかどうかも気になるところだ。