イスラエルはレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラを狙った空爆を強化した。
イランから1日に受けたミサイル攻撃を巡っては、報復手段の検討をなお続けている。
レバノン保健省によれば、イスラエルは10日夜にレバノンの首都ベイルートを空爆した。
この攻撃で22人が死亡し、117人が負傷したとしている。
空爆はヒズボラの組織弱体化を目指す攻撃の一環との主張だ。
この攻撃で22人が死亡し、117人が負傷したとしている。
空爆はヒズボラの組織弱体化を目指す攻撃の一環との主張だ。
レバノン南部に駐留する国連レバノン暫定軍(UNIFIL)は、本部近くで起きた複数回の爆発により隊員2人が11日に負傷したと発表した。
イスラエル軍の無差別攻撃とされている。
前日にもUNIFIL隊員を巻き込む事態が起きており、各国から非難の声が相次いでいるが、国連を軽視するイスラエルが聞く耳など無い状況だ。
イスラエル軍の無差別攻撃とされている。
前日にもUNIFIL隊員を巻き込む事態が起きており、各国から非難の声が相次いでいるが、国連を軽視するイスラエルが聞く耳など無い状況だ。
イスラエル当局者によると、10日夜に開催した安全保障閣議でイランへの報復措置が話し合われたが、決定事項はなく終わった。
同当局者は協議が非公開であることを理由に匿名を条件にメディアに語った。
ただ、ネタニヤフ首相率いる連立政権の内部に意見の相違があるのか、報復の時期を見極めているのかは定かでない。
同当局者は協議が非公開であることを理由に匿名を条件にメディアに語った。
ただ、ネタニヤフ首相率いる連立政権の内部に意見の相違があるのか、報復の時期を見極めているのかは定かでない。
イランのペゼシュキアン大統領はロシアのプーチン大統領とトルクメニスタンで11日に会談を行った。
ペゼシュキアン氏が7月に就任して以来、両氏の会談は初めてで、両国間の経済・軍事面の関係が強まっていることを物語っている。
ペゼシュキアン氏が7月に就任して以来、両氏の会談は初めてで、両国間の経済・軍事面の関係が強まっていることを物語っている。