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2024年09月11日

ロシア前国防相が中国外相と会談し、緊密な協力に期待すると表明 

 ロシア国営通信会社RIA通信(RIAノーボスチ)が10日、ロシア前国防相の
   セルゲイ・ショイグ安全保障会議書記
が、サンクトペテルブルクで中国の王毅外相と会談したと報じた。
 この報道によると、ショイグ氏は
   BRICS加盟国による安全保障会議
の合間、王氏に同会議への参加に謝意を伝えた上で、国際および地域の安全保障問題全般について中国との実りある協力と「伝統的に緊密な接触」に期待を表明した。
 
 また、ショイグ安全保障会議書記は同日、8月から9月8日までにロシア軍がウクライナ東部で1000平方キロメートル前進したと述べた。また、現時点で停戦交渉の可能性はないとの見解を示した。
 公開されている情報などによると、ロシア軍はウクライナ東部ドンバスで8月、約2年ぶりの速いペースで進軍した。一方、ウクライナもロシア西部クルスク州の一部を越境攻撃し占領している。
 ショイグ氏は国営テレビで、ウクライナ軍がロシア領内に留まる限りウクライナ政府との交渉は行われないと言明した。
 それがプーチン大統領のスタンスだと述べた。


ひとこと
 ショイグの履歴から言えば、1991年にエリツィンがショイグを新設された
   ロシア救助隊
の隊長に任命して救助と災害対応システムの責任者とし、この民間防衛隊は、それまでのソ連の
   民間防衛システム
に取って代わり、国防省の管轄下に置かれていた
   総勢2万人の民間防衛部隊
を吸収した。
 1991年4月にはロシア民間防衛問題・非常事態・自然災害復旧省初代議長に就任した。
 非常事態省内の民間防衛隊は、旧ソ連の慣行を引き継ぐ
   準軍事組織
であり、アフガン戦争時にムハンマド・ナジーブッラー大統領の避難を試みた。
 また、1993年10月のクーデター(モスクワ動乱事件)の際には、民間防衛隊の武器庫からエリツィン支持者に武器を配布しようとするなど、ショイグは政治的に関与した。
 ロシア民間防衛隊の軍事化に伴い、ショイグは1993年に少将の階級を受け、1995年に中将、1998年に大将、2003年に上級大将に昇進した。
 同年12月のソビエト連邦の崩壊後は非常事態・災害復旧のプロフェッショナルとして新生ロシアの危機管理の面で力を振るう事となり、1994年1月には非常事態相に就任している。 
 2002年にはロシア国家消防局を引き継ぎ、非常事態省はロシアで3番目に大きな組織となった。
 エリツィンから権力を移譲され得たプーチンからは絶対的な信頼があり、プーチンに忖度した行動しかしない政治家でもある。

   
posted by まねきねこ at 06:12| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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