ロシアでは先週末、統一地方選挙が行われ、プーチン政権を支える与党が圧勝する形となった。
ロシアの統一地方選挙は8日に投票が締め切られ、即日開票された。
ウクライナ軍の越境攻撃が続く西部クルスク州では一部の選挙は見送られた。
ただ、知事選は行われ、政権与党「統一ロシア」が指名した
スミルノフ知事代行
が勝利した。
そのほか20の地域で実施された知事・首長選でも、「統一ロシア」が指名した現職らの全勝が確実となった。
また、首都モスクワの市議会選でも45議席中38議席を獲得するなど、圧勝の形となっている。
今回の選挙をめぐり、独立系メディアは、ウクライナ侵攻を批判するなど、反政権の立場を表明するほとんどの野党候補が当局に登録を認められず、選挙から締め出されており、選択する余地がない規制選挙が行われたようだ。
ひとこと
共産党政権から自由主義的な環境に変化しても、統制された社会システムは変わることが出来ない不自由な社会を作り出している。
こうした共産主義国家の独裁政治は中国や北朝鮮なども同様であり、口先の人民が主体などというマヤカシを全面に出し、共産党幹部の利権網を維持し、酒池肉林を享受する一部特権階級の仕組みでしかなく、こうした社会を作り出す芽に暴れた集団は反体制のレッテルをはり、暴力的な取り調べで虚偽の犯罪行為を捏造し、即日裁判で銃殺刑等で黙らせ粛清し続けているのが実態だ。
中国大陸における毛沢東の権力奪取では4人に1人が殺されたとも言われている。特に、土地の国有化での収容や財産の没収の過程では拒否したものすべてが殺されてしまっており、南京事件等の被害者証人等といっても、蒋介石の国民革命軍の蛮行で数万人の親日中国人が処刑され、斬首された首を鳥かごに入れて晒してもいる。また、親日家を見つけ出すために密告制度が用いられた。
親日中国人の被害者となった市民の多くが市街に逃げ出し、日本軍に救助された。
南京陥落後も、更衣兵や敗残兵による強奪事件等が繰り返され、治安回復までに数ヶ月が掛かったなか、密告者への復讐が行われ、更衣兵などは一般市民に化けテロ行為を行っており、ジュネーブ条約の保護対象の兵士ではなく、対応したのは当時の欧米の取り扱いと同じだ。