米大統領選挙を2カ月後に控えた最新の世論調査で、共和党のトランプ前大統領の支持率が民主党のハリス副大統領を1ポイント上回った。
ニューヨーク・タイムズとシエナ大学が全国の
登録有権者1695人
を対象に9月3−6日に調査した結果、トランプ氏の支持率48%に対し、ハリス氏の支持率は47%で、その違いは誤差3%の範囲内だった。
調査は英語とスペイン語の両方で電話による聞き取り方式で行われた。
登録有権者1695人
を対象に9月3−6日に調査した結果、トランプ氏の支持率48%に対し、ハリス氏の支持率は47%で、その違いは誤差3%の範囲内だった。
調査は英語とスペイン語の両方で電話による聞き取り方式で行われた。
経済を巡ってはトランプ氏の方がうまく対応するとの回答率が56%だった。
米国の経済の現状を悪いとみている回答者は51%だった。
米国の経済の現状を悪いとみている回答者は51%だった。
両氏は米東部時間の10日夜(日本時間11日午前)、フィラデルフィアでABCが主催して開催される討論会が注目される。
11月の投票日までに予定されている討論会は、今のところこれが唯一となっている。
11月の投票日までに予定されている討論会は、今のところこれが唯一となっている。
今回の調査では、回答者の28%がハリス氏についてもっと知る必要があると回答した。
ハリス氏は7月、バイデン大統領が選挙戦から撤退した後に民主党の候補になった。
ハリス氏は7月、バイデン大統領が選挙戦から撤退した後に民主党の候補になった。
投票意欲について熱意を示した民主党支持者が91%だったのに対し、共和党は85%にとどまった。
ひとこと
共和党有権者でもトランプの素行の悪さが意識され、支持率が伸びていない可能性もある。
討論会で劇場型政治家が、アドバイザーが練り上げたシナリオを無視して、失言を連発する可能性もあり注目だろう。