NY時間、原油先物相場は下落し、約1年ぶり安値となった。
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」が増産を遅らせる可能性はあるものの、市場では需要減退を巡る懸念が根強く続いた。
国際指標である北海ブレントは2023年6月以来の安値で引けた。
OPECプラスは10月に予定している供給拡大を遅らせることで合意が近いと、参加国代表らが非公開情報を話しているとして匿名を条件にメディアの取材て明かした。
OPECプラスは10月に予定している供給拡大を遅らせることで合意が近いと、参加国代表らが非公開情報を話しているとして匿名を条件にメディアの取材て明かした。
サウジアラビアとロシアが主導するOPECプラスは、10月から
日量約18万バレルの追加供給
を計画していた。
一方、必要に応じて追加供給を「一時停止ないし反転」させることもあり得るとも繰り返し表明してきた。
日量約18万バレルの追加供給
を計画していた。
一方、必要に応じて追加供給を「一時停止ないし反転」させることもあり得るとも繰り返し表明してきた。
ロンドンICEの北海ブレント11月限は1.05ドル(1.4%)安の1バレル=72.70ドル。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は1.14ドル(1.6%)下げて69.20ドルで引けた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は1.14ドル(1.6%)下げて69.20ドルで引けた。