中国インターネット検索大手
百度集団(バイドゥ)
が22日に発表した2024年4〜6月期決算は、売上高が前年同期比でほぼ横ばいの
339億3100万元(1元=約20円)
で純利益が5%増の54億8800万元だった。
検索・マーケティングサービスなどコア部門の売上高は1%増の266億8700万元だった。
純利益は9%増の54億6200万元、営業利益は23%増の56億800万元となった。
売上高の内訳は、オンラインマーケティング事業が2%減の192億元であった。
また、非オンラインマーケティング事業が好調な人工知能(AI)クラウド事業により10%増の75億元だった。
自動運転事業は、同社の自動運転タクシー配車サービス
蘿蔔快跑(アポロ・ゴー)
の4〜6月の提供回数が26%増の約89万9千回に上った。
7月28日までの累計回数は700万回を超えた。
6月19日には、普及が最も進む湖北省武漢市のほぼ全域で
完全無人タクシーサービス
が開始され、同プロジェクトの重要な節目となった。
また、第6世代の自動運転車「RT6」の大規模な完全無人路上テストも行われている。
バイドゥアプリの6月の月間アクティブユーザー数(MAU)は前年同月比4%増の7億300万人に達した。