USバンク・アセット・マネジメントの
エリック・フリードマン氏
は、金融界では6兆ドル(約876兆円)を超えるキャッシュが待機しているが、こうしたキャッシュが必ずしも長期利回りの押し下げに寄与せず、リスク資産を支援さえしない理由について話した。
株式にポジティブな見方だが、それは大量のキャッシュ資産が米株式市場にシフトしているからではないと続けた。
さらにこうしたMMF資金が10年債に向かうとも予想していない。
米国債相場はここから上昇する見通しだという。
エリック・フリードマン氏
は、金融界では6兆ドル(約876兆円)を超えるキャッシュが待機しているが、こうしたキャッシュが必ずしも長期利回りの押し下げに寄与せず、リスク資産を支援さえしない理由について話した。
株式にポジティブな見方だが、それは大量のキャッシュ資産が米株式市場にシフトしているからではないと続けた。
さらにこうしたMMF資金が10年債に向かうとも予想していない。
米国債相場はここから上昇する見通しだという。
また、「10年債の適正価格は恐らく利回りで4%に近い水準だろう」と述べ「デュレーションは少し割高になっているようだ。キャッシュの巻き戻しが起きても、多分違うところに向かうだろう。しかもそれは今後数週間、あるいは数カ月かけて極めてゆっくりと進行するタイプになりそうだ」と続けた。