米国共和党の副大統領候補に選ばれた
バンス上院議員
は、英国が労働党政権下で「核兵器を持つイスラム教国家」になったと発言した。
これに対し、英国のレーナー副首相が7月16日、「そのような認識はない」と反論した。
もともろ、バンス氏の発言の真意は不明だが、英国と米共和党との関係が悪化することが懸念される。
英国は先月5日、保守党から労働党に政権が移った。
一部の英メディアは、労働党所属のロンドン市長でイスラム教徒の
サディク・カーン氏
が過去に米共和党のトランプ前大統領を「差別主義者だ」と呼んだことに対する反発の関係を指摘した。
バンス氏はワシントンで開催された保守派の会合で発言したもので、「英保守党の友人たちよ、この状況に対処しなければならない」とも話し、保守党寄りの姿勢を示した。
レーナー氏は16日のテレビ番組で「バンス氏は過去にもおかしな発言をたくさんしてきた」と話した。
バンス氏が副大統領になった場合は「会えるのを楽しみにしている」と苦笑いした。
ひとこと
愚かさ満載ともいえるのが共和党の大統領候補ということがこれからも繰り返し発信されることだろう。