タス通信などはロシア連邦捜査委員会が29日、2013年から今年6月まで国防次官を務めた
パベル・ポポフ容疑者
を詐欺容疑で拘束したと発表したと報じた。
既にロシア国防省の幹部ら数人が逮捕されているモスクワ郊外の
軍備展示施設「愛国者公園」
に関連した汚職捜査で容疑が発覚した。
ポポフ容疑者は、今年5月に国防相を退任した
セルゲイ・ショイグ安全保障会議書記
が非常事態相だった時、約4年にわたり次官を務めた。
ショイグ氏に仕えた期間は計14年以上に及び、信任が厚い側近だったとみられる。
発表によるとポポフ容疑者は21〜24年にかけて愛国者公園の開発や運営の責任者で、今月、詐欺容疑で逮捕された国防省の
技術革新開発総局副局長や公園長
と共に施設の資金を着服した疑い。
ひとこと
プーチン政権の本質を明らかにするものだろう。
ロシア黒海沿岸のリゾート地、ゲレンジーク付近のイドコパス岬に存在する豪邸等のいわゆるプーチン宮殿を作った財源と同じようなもの、ロシア政府の財産をオリガルヒが事実上私物化した行為など国家財産の簒奪の類だろう。
日本で言えば年金基金をつかった施設等が事業仕分けで民間に安価に売り飛ばした行為にも似ている様だ。
マスコミも偏向報道を繰り返し、意図的に世論を誘導するのはロッキード事件やハニートラップと同じ流れだろう。