米スーパー・マイクロ・コンピューターが6日発表した通期売上高見通しは市場予想を上回った。
背景には、企業が高度な人工知能(AI)タスクの実行に必要な設備への投資を進めていることがある。
背景には、企業が高度な人工知能(AI)タスクの実行に必要な設備への投資を進めていることがある。
2025年6月通期の売上高は260億−300億ドル(約3兆7500億−4兆3300億円)を見込む。
なお、ブルームバーグがまとめた市場予想の平均は236億ドルだった。
なお、ブルームバーグがまとめた市場予想の平均は236億ドルだった。
データセンター向けのサーバーを手がける同社は、AIトレーニングやアプリケーションに対応した機器への需要急増による追い風を受けている。
企業のAI投資による収益押し上げ効果が今後も続くか心配されていた。
しかし、今回の結果はこうした懸念を和らげそうだ。
企業のAI投資による収益押し上げ効果が今後も続くか心配されていた。
しかし、今回の結果はこうした懸念を和らげそうだ。
スーパー・マイクロの株価は、引け後の時間外取引で約5%上昇した。
株価は今年2倍余りに値上がりしたが、それでも3月のピークからは約48%下落している。
株価は今年2倍余りに値上がりしたが、それでも3月のピークからは約48%下落している。
4−6月(第4四半期)の売上高はおよそ倍増の53億1000万ドルだった。
市場予想は53億2000万ドルだった。一部項目を除いた1株利益は6.25ドルだ。
市場予想は53億2000万ドルだった。一部項目を除いた1株利益は6.25ドルだ。