利回り曲線研究で逆イールドの景気後退予見性を立証したことで知られるデューク大学教授でエコノミスト
キャンベル・ハーベイ氏
は「米金融当局は政策金利を20年ぶりの高水準に先週据え置いたのは間違いだと気づいただろう」と指摘した。
また、過去4回の景気後退が始まる直前には長短金利の逆転が解消した点に触れ、利下げの根拠を強めると指摘。「米金融当局は行動するのをあまりにも長く待ちすぎた」と続けた。
キャンベル・ハーベイ氏
は「米金融当局は政策金利を20年ぶりの高水準に先週据え置いたのは間違いだと気づいただろう」と指摘した。
また、過去4回の景気後退が始まる直前には長短金利の逆転が解消した点に触れ、利下げの根拠を強めると指摘。「米金融当局は行動するのをあまりにも長く待ちすぎた」と続けた。
スワップ市場では足元、2024年に少なくとも5回の25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)米利下げを織り込んでいる。
次回9月の会合を待たずに緊急利下げするとの予想確率は約15%。早い時間には60%程度織り込んでいた。
次回9月の会合を待たずに緊急利下げするとの予想確率は約15%。早い時間には60%程度織り込んでいた。