NY時間、原油先物相場は3営業日続落した。
世界経済減速の兆候が示される中、金融市場の世界的な混乱を受けて売りが膨らみ、7カ月ぶりの安値を付けた。
世界経済減速の兆候が示される中、金融市場の世界的な混乱を受けて売りが膨らみ、7カ月ぶりの安値を付けた。
北海ブレント先物は1月以来の安値水準。株式相場が一段ときつい下げとなり、リスク資産から資金が逃避した。
一方で、リビア最大の油田での生産停止は支援材料となっている。
国際的に承認されている方のリビア政府は「政治的恐喝」を背景とした生産停止を命じたものの、詳細は明らかにしていない。
国際的に承認されている方のリビア政府は「政治的恐喝」を背景とした生産停止を命じたものの、詳細は明らかにしていない。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は、
1バレル=72.94ドル
と前営業日比58セント(0.8%)安で終了した。
ロンドンICEの北海ブレント10月限は51セント下げて76.30ドルで引けた。
1バレル=72.94ドル
と前営業日比58セント(0.8%)安で終了した。
ロンドンICEの北海ブレント10月限は51セント下げて76.30ドルで引けた。
ひとこと
イスラエルの軍事行動の継続の背景にエネルギー市場を握る国際資本の思惑を忖度して火器弾薬類の支援を受けているものの、経済の後退に伴う売り圧力に抵抗する力はないようだ。