マルティン・ツヴァイク(Martin Edward Zweig) 米国の株式投資家、投資顧問、金融アナリスト

マルティン・ツヴァイク

　　　　(Martin Edward Zweig)　

　　　1942年7月2日 - 2013年2月18日

　米国の株式投資家、投資顧問、金融アナリスト　

　フォーブス誌によると、彼は「風変わりで贅沢なライフスタイル」と、マンハッタンの5番街にあるザ・ピエールの最上階にある邸宅で有名だった。

　この邸宅はアメリカで最も高価な邸宅だった。

　この邸宅は2004年にニューヨーク市の不動産市場に7000万ドルで売りに出され、2013年3月には1億2500万ドルで売りに出された。

　彼の独特の投資手法は

　　　ファンダメンタル分析

　　　マーケットタイミング

の両方を使用するシステムを通じて、一定の価値特性も備えた成長株を選択することに基づいていた。

　ツヴァイクは、オハイオ州クリーブランドで生まれ、10代の頃から株を買い始め、13歳の時に初めて株を購入した。

　その瞬間から億万長者になることを誓ったと言われている。

　高校卒業後、1964年にペンシルベニア大学ウォートン校で理学士号、 1967年にマイアミ大学ビジネススクールでMBA 、1969年にミシガン州立大学で金融学の博士号を取得した。

　その後、アイオナ大学とバルーク大学で金融学を教えた。

　
　ツヴァイクは1970年代に投資ニュースレターの執筆者としてビジネス・キャリアを開始し、バロンズ誌に多数の記事を寄稿した。

　その後、徹底的なデータ研究で知られるウォール街で成功し、影響力のある投資顧問となった。

　1986年、ツヴァイクは『 Winning on Wall Street 』を執筆した。

　その中で、彼はジェシー・リバモアを自身のヒーローの一人であり「史上最も素晴らしいトレーダーの一人」と呼び、1923年にエドウィン・ルフェーブルが著した『Reminiscences of a Stock Operator』を読むよう人々に勧めた。

　
　ツヴァイクはPBSテレビの「ウォールストリート・ウィーク・ウィズ・ルイス・ルカイザー」に定期的に出演した。

　1992年には同番組の殿堂入りを果たした。

　1987年10月16日、彼はこの番組で、株式市場の状況を非常に心配しており、気に入らないと述べた。

　1987年の株式市場の暴落は1987年10月19日に発生した。

　ツヴァイクは死去時、ツヴァイク・ディメナ・アソシエイツ社の会長を務めていた。

　また、ジョン・リースの最近の著書「The Guru Investor: How to Beat the Market Using History's Best Investment Strategies」にも登場している。

　
　死亡記事では死因は明かされていない。ただ、ツヴァイクは癌の治療を受けており、2010年に次男の組織を使った肝臓移植手術を受けた。