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2024年08月04日

世論調査で自身がリードと妄想を主張する劇場型政治家のトランプ氏 「なぜ私が討論すべきなのか」と討論会の開催を拒否して、敵前逃亡を示唆する発言が飛び出した。

 米国共和党の大統領候補であるトランプ前大統領は、民主党の候補となることが確実なハリス副大統領との討論会に臨むべきだという圧力をはねのけ拒否した。
 世論調査で自身がリードしている上に、有権者はさまざまな争点に関して自分とハリス氏の立場を既に分かっていると主張し、討論を避けようと必死だ。

 トランプ氏は2日にFOXビジネスの番組で、「『なぜ私が討論をすべきなのか』と言いたい。自分は世論調査でリードしている。誰もが彼女のことを知っているし、誰もが私のことを知っている」と言い放った。

 トランプ氏は、バイデン大統領が選挙戦から撤退する前の段階で、9月10日のABCニュース主催討論会に出席する予定だった。
 ハリス氏は、約束をあくまでも果たすようトランプ氏に求めているものの、同氏と陣営はコミットメントを避け、言い負かされる醜態を米国民に晒すのを回避しようとしているようだ。

 大統領選のわずか3カ月前に民主党が新たな候補者を選出することで、トランプ陣営は戦略の転換を迫られた。
 ハリス氏の登場で黒人有権者や若者らは活気づいており、各種の世論調査で民主党は共和党との差を縮めてきている。

 ブルームバーグ・ニュースとモーニング・コンサルトが7月24−28日に実施した世論調査によると、ハリス氏の支持率は選挙戦の結果を左右する可能性のある激戦7州全体で見て48%と、トランプ氏の47%を上回った。

 
ひとこと
 世論扇動型の劇場型政治家の典型であるトランプ氏との討論で検察官出身で論理的に対応するハリス氏との討論では醜態を晒しかねず、逃げを決め込んだ形だ。
 ただ、米国民にはこうしたトランプ氏の敵前逃亡が更に支持率を低下させることになりそうだ。
 
   
posted by まねきねこ at 06:36| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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