原油先物相場は続落した。
国際的な指標である北海ブレント先物は77ドルを割り込み、約7カ月ぶりの安値に沈んだ。
世界の2大経済大国である米国と中国での需要に対する懸念が強まったことが背景。
国際的な指標である北海ブレント先物は77ドルを割り込み、約7カ月ぶりの安値に沈んだ。
世界の2大経済大国である米国と中国での需要に対する懸念が強まったことが背景。
原油市場のセンチメントは今週、米中の製造業景況指数がともに低下したのを受けて悪化している。
7月米雇用統計が予想を下回ったことで、原油市場での売りは一段と強まった。
7月米雇用統計が予想を下回ったことで、原油市場での売りは一段と強まった。
需要懸念を背景に原油先物は週間ベースでは4週連続で下落した。
昨年12月以来の長期下落局面となった。
昨年12月以来の長期下落局面となった。
供給面では、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが1日に合同閣僚監視委員会(JMMC)を開催し、10月以降に減産幅を縮小する方針を維持している。
ただ当局者らは、減産幅縮小は必要に応じて停止または撤回できると主張している。
ただ当局者らは、減産幅縮小は必要に応じて停止または撤回できると主張している。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は
1バレル=73.52ドル
と前日比2.79ドル(3.7%)安で終了した。
また、ロンドンICEの北海ブレント10月限は2.71ドル(3.4%)下げて76.81ドルで引けた。
1バレル=73.52ドル
と前日比2.79ドル(3.7%)安で終了した。
また、ロンドンICEの北海ブレント10月限は2.71ドル(3.4%)下げて76.81ドルで引けた。