Perplexity(パープレキシティ、パープレ)
AIスタートアップ企業
により2022年に公開されたAIチャットボット型の検索エンジンのこと。
ウェブからの情報源を用いて回答を生成し、回答文中に根拠となる情報源を引用するもの。
無料版のPerplexityに加えて、より高度な機能が利用可能な有料版のPerplexity Proが提供されている。
2024年6月17日には
ソフトバンク
との提携が発表され、日本語では「パープレ」という愛称が提案された。
Perplexityは、バックエンドシステム、AI、機械学習などの経歴を持つエンジニアら
Aravind Srinivas
Denis Yarats
Johnny Ho
Andy Konwinski
によって2022年に開発された。
経歴として、CTOの
Yarats
はMetaのAI研究者、CEOである
Srinivas
はOpenAIのAI研究者、最高戦略責任者であるHoはQuoraでエンジニアとウォール街でのトレーダー
Konwinski
はDatabricksの創設チームの一人であった。
無料版ではPerplexity AI, Inc.が独自開発した検索特化型の言語モデルが用いられているが、有料版では回答の生成に用いる大規模言語モデルとして他社のより高度なモデルを用いてることができるため、GPT-4、GPT-4o、Claude 3、Mistral Large、Llama 3、および実験的なPerplexityモデルなどを利用することができる。
2024年初頭時点で、月間利用者数は約1,000万人に達している。
2024年時点で、Perplexityは1億6,500万ドルの資金調達を行い、企業価値は10億ドルを超えている。
投資家の中には、Amazon CEOのJeff Bezos、Nvidia、Databricks、Bessemer Venture Partners、Susan Wojcicki、Jeff Dean、Yann LeCun、Andrej Karpathy、Nat Friedman、およびGarry Tanなどが名を連ねる。