米国フィラデルフィア地区連銀が24日発表したデータによると、米国のクレジットカード残高のうち返済期限を過ぎた分が占める割合が、データでさかのぼれる2012年以降で最高となった。
1−3月(第1四半期)はクレジットカード残高の約2.6%が支払期日を60日過ぎていた。
この比率は、新型コロナ禍で各種支援プログラムがあった2021年には1.1%にまで下がっていた。
この比率は、新型コロナ禍で各種支援プログラムがあった2021年には1.1%にまで下がっていた。
また、30日延滞と90日延滞の比率も1−3月には上昇し、どちらも2012年以来の高水準となった。
米金融当局がインフレ抑制のための高金利を長期化させる中、エコノミストは
家計にストレスの兆候
がないかを注視しており、新型コロナ禍の時期に積み上がった
家計の貯蓄
は消費者が物価高を乗り切る助けとなってきた。
ただ、米国経済に亀裂が生じつつある兆候を示す数字が増えており、そのクッションがすり減っていることで消費の活力が失われ、経済全体に影響が及びつつある。
家計にストレスの兆候
がないかを注視しており、新型コロナ禍の時期に積み上がった
家計の貯蓄
は消費者が物価高を乗り切る助けとなってきた。
ただ、米国経済に亀裂が生じつつある兆候を示す数字が増えており、そのクッションがすり減っていることで消費の活力が失われ、経済全体に影響が及びつつある。