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2024年07月22日

バイデン氏が米大統領選から撤退すると投稿。ハリス氏は来月開催の民主党大会での指名を勝ち取る意向

 バイデン米大統領(81)は21日、X(旧ツイッター)への投稿で、大統領選から撤退すると明らかにした。
 その上で、ハリス副大統領(59)を民主党の大統領候補として支持するち続けた。

 大統領選の投票まで4カ月を切り、民主党全国大会(DNC)を数週間後に控えての英断となった。

 バイデン氏は「再選を目指す意向であったが、私が身を引き、残りの任期に大統領として職務を全うすることに専念することが、党と国にとって最大の利益であると信じる」と投稿したうえ、今週中に国民に詳細な説明をするとした。

 バイデン氏は大統領候補指名を受諾せずに残りの任期において現職大統領としての職務に全精力を傾けることを決めたと説明した。

 また、「私はカマラ(ハリス副大統領)が今年選挙での民主党の候補者となることを全面的に支持する。民主党は今こそ団結してトランプ氏を打倒する時だ」と投稿した。

 ハリス副大統領は、バイデン氏の支持を光栄に思うとした上で、「ドナルド・トランプを打ち負かすことを目指し、民主党とわが国全体を団結させるために全力を尽くす」と声明で明らかにした。

 民主党の有力者は、ハリス氏への支持で固まりつつある兆しが出ており、クリントン元大統領夫妻は、共同でXに声明を投稿し、「バイデン大統領とともにハリス副大統領を支持することを光栄に思う。ハリス氏支援のためにできることは何でもする考えだ」と述べた。
 また、リベラル派のウォーレン上院議員や激戦州の議員ら数名もハリス氏への支持を表明した。

 バイデン氏が撤退した場合の有力代替候補と目されていたカリフォルニア州
   ニューサム知事
とミシガン州の
   ウィットマー知事
は、バイデン氏がハリス副大統領を候補として支持したことで、指名を争わない意向を明らかにした。
 これは、CBSニュースが匿名を条件に関係者の話として報じた。(CBSの速報)

 また、オバマ元大統領はバイデン氏の実績を賞賛する声明を発表した。
 ただ、同氏の考えに詳しい関係者からは、オバマ氏は指名候補が確定するまで、どの候補者も支持するつもりはないと明かしたと伝えた。
 なお、過去の選挙でもオバマ氏はこうしたアプローチを採ってきたという。

 バイデン氏に対しては散々な結果となった第1回討論会の後、選挙に勝てるのか、また再選を果たしてもさらに4年の任期を務められるのかという不安が民主党議員や献金者、有権者の間で広がっていた。
 また、陣営の選挙運動はバイデン氏の新型コロナ感染でも打撃を受けた。

 バイデン氏は、世論調査でトランプ氏のリードが拡大している中での撤退となる。
 トランプ氏は21日のCNNとのインタビューで、ハリス氏の方が打ち負かしやすいと考えていると発言し戦闘モード全開だ。
 また、バイデン氏については「米国史上最悪の大統領」として記憶されるだろうと罵詈雑言を並べ、大統領力への尊敬を削ぐ暴れぶりだ。(CNNの速報)

 国際社会や金融市場では、11月の選挙でトランプ氏が勝利し、大きな政策転換がもたらされるとの見方がますます高まっており、投資家はすでに、貿易障壁の拡大やインフレ率上昇を見込んだ「トランプ・トレード」に乗り出しているが、ハリスが次期大統領候補に指名されるとして、副大統領候補を誰にするかによって、トランプと風見鶏ヴァンス副大統領候補の政権に対して、一部共和党員が嫌う可能性から、トランプ支持から民主党支持に鞍替えする流れが出てきそうだ。
 もともと、独裁色が強く、トランプが発表した政策も矛盾が見られ、八方美人的では話にもならないのは目に見えており、討論会での追求も受けやすく答弁に困るだろう。

 
posted by まねきねこ at 06:50| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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