サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は19日、コロラド州アスペンで開催された安全保障フォーラムで、「中国の行動は妥当と見なし得る範囲を著しく逸脱しているとわれわれはみており、中国はこれを取りやめるべきだと考える」と発言した。
また、「今後数週間、こうした状況の進展を注視する中で、追加制裁措置が講じられるだろう」と続けた。
ロシアのウクライナ侵攻を支援する中国の団体・企業に対する新たな制裁措置の準備を米国が進めていると述べた上で、銀行が対象になる可能性を示唆した。
サリバン氏は、軍民両用で利用可能な製品やテクノロジーでロシアの防衛産業を助ける銀行に財務省が制裁を科すことを認めた昨年の大統領令に言及した。
「制裁の対象となる銀行を見つけた場合に対処できるよう、このような措置を講じた」と述べた。
「制裁の対象となる銀行を見つけた場合に対処できるよう、このような措置を講じた」と述べた。