オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングは、欧州時間17日午前の取引で、株価が一時7.7%急落し、2022年10月以来の大幅安となった。
7−9月(第3四半期)の売上高見通しが期待に届かなかったことや、対中輸出のさらに厳しい制限措置を巡る報道に圧迫された。
17日の発表資料によれば、4−6月(第2四半期)の受注予約は、55億7000万ユーロ(約9600億円)と前期比54%増加した。
事前調査したアナリストの予想平均は44億1000万ユーロだった。
事前調査したアナリストの予想平均は44億1000万ユーロだった。
人工知能(AI)ブームが先端半導体製造装置の需要を引き続きけん引したが、7−9月の純売上高見通しは、67億−73億ユーロと市場予想(74億6000万ユーロ)を下回った。