NY時間、金スポット相場は米利下げ期待の高まりや、トランプ前大統領が返り咲くとの見方を一部のトレーダーが強めていることを背景に買いが続き続伸、過去最高値を更新した。
金スポットは1オンス=2466.63ドルまで上昇し、5月下旬に付けた従来の高値を上回った。
米国でインフレ減速の兆しが見られ、近く利下げが始まるとの思惑が台頭したことも買いを支えた。
もともと、利息が付かない金投資にとって、高金利はマイナスに働く傾向があり、インフレヘッジとしての機能もあるが、インフレが過度でなければ売られやすい。
米国でインフレ減速の兆しが見られ、近く利下げが始まるとの思惑が台頭したことも買いを支えた。
もともと、利息が付かない金投資にとって、高金利はマイナスに働く傾向があり、インフレヘッジとしての機能もあるが、インフレが過度でなければ売られやすい。
今年はただ、中央銀行の大規模な購入や中国消費者の強い需要、地政学的な緊張による安全資産への逃避に支えられ、金相場は年初来で20%近く上昇している。
また、上場投資信託(ETF)の金保有が最近増えていることも、上昇機運を後押ししている。
また、上場投資信託(ETF)の金保有が最近増えていることも、上昇機運を後押ししている。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は
1オンス=2467.80ドル
と前日比+38.90ドル(1.6%)上げて引けた。
1オンス=2467.80ドル
と前日比+38.90ドル(1.6%)上げて引けた。