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2024年07月11日

1京3400兆円を超える富、20−25年内に次世代の手に(UBSリポート)

 スイスの大手銀行UBSグループは2024年版の
   グローバル・ウェルス・リポート
で83兆ドル(約1京3400兆円)を超える富が20−25年内に次世代に相続されるとの分析を明らかにした。

 世界の資産はその約5分の1を75歳を超える高齢者が保有している。
 一般的な平均寿命に基づいて計算すると、こうした資産の「大部分」が今後10年かけて移転されると見られる。
 高齢者人口はアジア・太平洋地域で最も多く、その数は米州の3倍を超えている。

 世界的に「富の流動性」は高まるとUBSは予想している。
 つまり、より多くの人々が貧困を脱し、所得レベルの階段を上っていく見通しと続けた。
 世界の富は昨年に4.2%増加したとリポートでは指摘した。

 リポートによると100万ドル以上の資産を持つミリオネアは、その3分の1近くが2028年までに新興市場国・地域に集中する。
 ほぼ全ての国でミリオネア人口は増えるが、英国は例外だと記述した。

 UBSの予測では、英国のミリオネア数は28年までに17%減少して250万人になる。
 英国には「ノンドム」とも呼ばれる
   英国内に居所を有さない外国人居住者
を対象とした優遇税制があり、これまでは富裕外国人を引き寄せてきた。
 ブレグジットで企業がイギリスから拠点を移した動きと同様に、この廃止が最近提案されたために一部の超富裕層は英国脱出を模索している段階にある。

 ミリオネア数の増加率が最大となるのは台湾で、28年までに47%増の116万人をUBSは予想している。
 人工知能(AI)ブームで半導体産業が急成長している台湾経済は、
   富裕層の移民流入
に押し上げられる見通しだ。

 また、トルコとカザフスタン、インドネシアもミリオネア人口が増加し、いずれも30%以上の増加が予測されている。

 米国は引き続き世界最大のミリオネア人口を抱え、28年までに16%増えて2540万人の予想した。
 一人当たり平均資産が最も高いのはユダヤ系国際資本に関わる住民が多くいるスイスで、71万ドル弱だという。
 
 
ひとこと
 日本銀行や異次元の金融政策など愚かな政治が継続している日本は蚊帳の外であり、金を途上国にばら撒く能力しかない政治家では話にもならず、中国やロシア、韓国などの影響下にあるヒステリックで対立軸を作りたがる野党も同じだ。
 
    
posted by まねきねこ at 08:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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