米国消費者の今後1年間のインフレ期待は、6月に2カ月連続で低下した。
また、住宅価格やその他の生活費上昇に対する見通しが軟化した。
ニューヨーク地区連銀が8日発表したデータによれば、1年先のインフレ期待は6月に3%と、前月の3.2%から低下した。
これで昨年12月から今年3月までの水準に戻った。
これで昨年12月から今年3月までの水準に戻った。
この調査結果は、今年第1四半期に予想以上に根強かったインフレがここ数カ月に減速したことを示すデータと一致する。
11日に発表される6月の消費者物価指数(CPI)では、食品とエネルギーを除くコアベースで前月比0.2%上昇と、2カ月連続で同じ上昇率になると予想されている。
実際にそうなれば、2カ月の数値としては昨年7ー8月以来の低い上昇率となり、米金融当局が望むペースに近い。
11日に発表される6月の消費者物価指数(CPI)では、食品とエネルギーを除くコアベースで前月比0.2%上昇と、2カ月連続で同じ上昇率になると予想されている。
実際にそうなれば、2カ月の数値としては昨年7ー8月以来の低い上昇率となり、米金融当局が望むペースに近い。
ニューヨーク地区連銀の調査によると、今後1年間に住宅価格がどれだけ上昇するかという消費者の予想は3%と、5月の3.3%から低下し、12カ月間の平均値に戻った。
また、ガソリン代や食費、医療費、家賃の今後1年間の上昇予想も鈍化した。
また、ガソリン代や食費、医療費、家賃の今後1年間の上昇予想も鈍化した。
3年後のインフレ期待の中央値は2.9%と、前月の2.8%からわずかに上昇。5年後のインフレ期待は前月の3%から2.8%に低下した。