ウクライナ海軍司令官の
オレクシー・ネイジュパパ中将
はロイター通信とのインタビューに応じ、ロシア海軍の
黒海艦隊
がほぼ全ての戦闘可能な艦船を占領下のクリミアからノボロシスクやアゾフ海に移動させることを余儀なくされ、主要拠点はウクライナによる攻撃のため無力化しつつあると明らかにした。
ミサイルと水上ドローン(無人艇)の攻撃でロシアにとって重要な兵站拠点
セバストポリ基地
は大きな被害を受けたと指摘したうえ、「彼ら(ロシア)は明らかにこの拠点を失いつつある」と続けた。
ネイジュパパ氏は、黒海東部沿岸にあるロシアのノボロシスク海軍基地にはクリミアのセバストポリのような大規模な設備はなく、巡航ミサイルの保管・装填場所として機能しているだけだと述べた。
同氏によると、ウクライナはこれまでにドローン攻撃などで27隻の艦船を破壊したり、損傷させたりした。
ネイジュパパ氏は、黒海東部沿岸にあるロシアのノボロシスク海軍基地にはクリミアのセバストポリのような大規模な設備はなく、巡航ミサイルの保管・装填場所として機能しているだけだと述べた。
同氏によると、ウクライナはこれまでにドローン攻撃などで27隻の艦船を破壊したり、損傷させたりした。
そのうちの5隻はセバストポリ湾近くにウクライナの水上ドローンが敷設した機雷によって破壊したという。
ひとこと
ロシア海軍の施設はもともと、トルコ帝国との間の露土戦争 (1768年-1774年)などで手に入れたもの。
支配力がなくなれば手放すのも必定だろう。