ECB政策委員会メンバーの
ナーゲル独連銀総裁
は1日、フランクフルトで講演し、ドイツ経済の見通しの弱さを挙げ、力強い機運を生むための基盤作りを政治家に求めた。
これまでは、基調的インフレが「依然極めて根強い」と指摘し、油断は禁物だと呼びかけるとともに、ECBは自動的に利下げを続けるわけではないと強調していた。
ナーゲル独連銀総裁
は1日、フランクフルトで講演し、ドイツ経済の見通しの弱さを挙げ、力強い機運を生むための基盤作りを政治家に求めた。
これまでは、基調的インフレが「依然極めて根強い」と指摘し、油断は禁物だと呼びかけるとともに、ECBは自動的に利下げを続けるわけではないと強調していた。
ナーゲル氏はまた、「いくつか希望の光も見え、ドイツ経済は緩やかに回復しつつあるが、多くの国際比較でドイツは成長で大きく後れを取っており、いくつかの場合には最下位ですらある」と述べた。
ひとこと
ドイツ連銀総裁と比べ、腰が引けた日銀が米国政府に忖度し物が言えないのは情けない限り。
渋沢栄一など明治期の人物と比較し、こさかしく、小粒で企業資産に集る卑く、姑息で無責任経営者が多いことも一端だ。