米国供給管理協会(ISM)が発表した6月の製造業総合景況指数は、
48.5(前月48.7)
に低下し、3カ月連続で活動縮小を示した。
エコノミスト予想値は49.1だった。
エコノミスト予想値は49.1だった。
また、仕入れ価格指数は4.9ポイント下げて52.1と昨年5月以来の大幅低下となり、今年の最低水準となった。
総合景況指数は引き続き活動縮小を示したものの、新規受注は4ポイント近く上昇して49.3と、受注が安定化しつつあることを示唆した。
また、生産指数は48.5と、前月の50.2から下げて縮小圏に陥った。
こうした数字は、、米製造業活動が
高い借り入れコスト
設備投資の抑制
不安定な消費支出
を要因になお勢いづいていないことを示している。
高い借り入れコスト
設備投資の抑制
不安定な消費支出
を要因になお勢いづいていないことを示している。
米金融当局が金利をより高い水準でより長期に維持していることが背景にあるため、インフレ抑制が効きすぎているとの見方が強い。
業種別では、繊維や機械、加工金属など9業種が活動縮小を報告。8業種は活動が拡大した。
業種別では、繊維や機械、加工金属など9業種が活動縮小を報告。8業種は活動が拡大した。