トルコ中央銀行は27日、政策金利の据え置きを発表した。
据え置きは4月から続けているものの、5月に75%超でピークを付けた
インフレのリスク
に警戒を解かない姿勢を打ち出し、今後のタカ派的な道筋を示唆した。
インフレのリスク
に警戒を解かない姿勢を打ち出し、今後のタカ派的な道筋を示唆した。
カラハン総裁率いる金融政策委員会(MPC)は、1週間物レポ金利を2カ月連続で50%で据え置いた。
事前のエコノミスト調査でも全員が据え置きを見込んでいた。
事前のエコノミスト調査でも全員が据え置きを見込んでいた。
MPCは発表文で、「月次インフレの基調的なトレンドが有意かつ持続的に低下するまで」金融政策の引き締めを継続すると強調した。
中銀の発表後、トルコ・リラは対ドルの下げから切り返し、ほぼ変わらずまで持ち直した。
10年物リラ建てトルコ国債の利回りは下げを拡大し、7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の28.58%となった。
10年物リラ建てトルコ国債の利回りは下げを拡大し、7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の28.58%となった。