ヘイデン・ストーン＆カンパニー(Hayden, Stone & Co.) 米国の大手証券会社 1972年にコーガン・ベルリンド・ワイル・アンド・レビット社に買収され、1979年に社名が消滅

ヘイデン・ストーン＆カンパニー

　　　　　　　　(Hayden, Stone & Co.)
　ヘイデン・ストーン社は、 1892年に

　　　チャールズ・ヘイデン

　　　ガレン・L・ストーン

によって設立された米国の大手証券会社

　1972年にコーガン・ベルリンド・ワイル・アンド・レビット社に買収され、1979年に社名が消滅した。

　その後、1981年にシェアソン/アメリカン・エキスプレス社の一部となった。

　クラーク・ウォード商会の事務員

　　　チャールズ・ヘイデン（後にヘイデン・プラネタリウムの寄付者となる）

　　　ガレン・L・ストーン

は、1892年に新しい証券会社

　　　ヘイデン・ストーン商会

を設立した。

　ストーンは寡黙なことで知られていたが、ヘイデンは素早い決断と証券業務の熟練度で評判を博した。

　ヘイデンは電化の必要性を予見し

　　　銅鉱山への投資

で財を成した。

　新しい投資会社は繁栄し、ボストンの拠点から拡大し、 1906年にはニューヨーク市に支店を開設した。

　
　1970年、名門のヘイデン・ストーンは、他の大手証券会社とともに財政難に陥った。

　ヘイデン・ストーンは

　　　サンディ・ワイル

やアーサー・レビットらがパートナーを務めていた

　　　コーガン・ベルリンド・ワイル・アンド・レビット

に買収され、社名をCBWL-ヘイデン・ストーンに変更した。

　わずか2年後には社名からCBWLが削除され、ワイルはコンビーフ・ウィズ・レタスのあだ名から解放された。

　その後、新生ヘイデン ストーン社は、時点で最も重要な買収を完了し

　　　シアソン ハミル アンド カンパニー

と合併し、再び、ワイルはターゲットのブランドを採用して

　　　シアソン ヘイデン ストーン

と改称した。

　ヘイデン ストーンの名前は、1979 年にローブ ローズ ホーンブロワー アンド カンパニーを買収してシアソン ローブ ローズを設立した後、最終的に廃止された。

　わずか 2 年後の 1981 年、ワイルは合併後の会社を

　　　アメリカン エキスプレス

に売却し、シアソン/アメリカン エキスプレスを設立した。

　同社はかつて、メリルリンチとベイチ・アンド・カンパニーに次ぐ証券会社とみなされていた。

　
（著名な幹部・社員等）
　・ピーター・A・コーエン

　　　元シアソン・リーマン・ハットンCEO

　　　現コーエン・グループCEO
　・リチャード・ドンチャン

　　　商品・先物トレーダー、マネージド・フューチャーズの先駆者
　・チャールズ・ヘイデン(創設者)
　・エイモス・ホステッター・シニア

　　　コモディティーズ・コーポレーションの著名なトレーダー兼共同創設者
　・ジョセフ・P・ケネディ・シニア

　　　実業家、政治家、ケネディ家の家長
　・ウィリアム・オニール

　　　起業家、株式仲買人、作家。

　　　ビジネス新聞「インベスターズ・ビジネス・デイリー」を創刊者
　・ジョー・プルメリ

　　　シティグループの幹部、ウィリス・グループのCEO 
　・アーサー・ロック

　　　ベンチャーキャピタリスト
　・サミュエル・ハワード・スローン
　・ゲイレン・L・ストーン(創設者)
　・ルー・ストーン

　　　ブローカー、オリバー・ストーンの父、ウォール街のディレクターなど
　・フランク・G・ザーブ

　　　ジェラルド・フォード政権の元エネルギー担当大臣

　　　NASDAQ元会長