モルガン・スタンレーのアナリスト
アダム・ジョナス氏
は先週、投資家がテスラについて競争が激化する市場から抜け出せない自動車メーカーとみる限り、テスラ株は売られやすい地合いが続くと述べた。一方で、テスラは長期的には、最初に支配的な地位を築いた分野に安住することなく前進した他のハイテク企業のように評価されるだろうと同氏は予想。「テスラにとっての自動車は、エヌビディアにとってのゲームチップ、アマゾンにとっての書籍販売のようなものだ」と続けた。
アダム・ジョナス氏
は先週、投資家がテスラについて競争が激化する市場から抜け出せない自動車メーカーとみる限り、テスラ株は売られやすい地合いが続くと述べた。一方で、テスラは長期的には、最初に支配的な地位を築いた分野に安住することなく前進した他のハイテク企業のように評価されるだろうと同氏は予想。「テスラにとっての自動車は、エヌビディアにとってのゲームチップ、アマゾンにとっての書籍販売のようなものだ」と続けた。
今のところ、自動車事業はテスラの総売上高の9割をたたき出している。
また、ジョナス氏の挙げた例で、エヌビディアとアマゾンのいずれもゲームチップと書籍という中核市場の優位性を維持できている点には注目に値する。テスラはEVで同じことはできないかもしれない。