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2024年06月25日

フランスの銀行は売り浴びせを受けても、「非常に堅固」と仏中銀総裁が主張

 フランス銀行(中央銀行)の
   ビルロワドガロー総裁
は24日パリで開かれた欧州連合(EU)の単一監督メカニズム(SSM)10周年のイベントで、マクロン仏大統領が総選挙の実施を発表したことをきっかけに、仏銀が投資家の売りを浴びたことを受け、フランスの銀行は「非常に堅固だ」との考えを示した。

 銀行の流動性と資本力は最近の市場の動きによる影響を受けていないと、ビルロワドガロー氏は指摘した。
 特に、銀行のビジネスモデルは経済の「健全な」資金繰りを促すとし、妥当な仲介マージン、高い貸出量、低いリスクコストを挙げた。

 また、「フランスの銀行はフランス経済、および欧州にとって、プラスの資産であり続ける」と続けた。

 6月9日のマクロン大統領による同発表以降、仏銀のソシエテ・ジェネラルクレディ・アグリコルBNPパリバの株価はいずれも7%余り下落している。
 この下げ幅は同期間における欧州の銀行セクター全体の下げを大きく上回っており、「フランスの銀行は流動性と自己資本においても非常に堅固だ」とのべた。

   
ひとこと
 フランスの大統領選挙で極右政党が政権を握れば、フランスの金融機関や企業はリスク資産貸していく可能性は捨てきれない。欧州統合は国際資本の思惑で成立したものであり、こうした流れからの離脱ともなりかねない動きが出る可能性も意識される。
 フランス株や国債の暴落が起きたことを受け極右のルペン氏も政策の継続を主張したが、どうなるかはわからない。


posted by まねきねこ at 07:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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