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2024年06月21日

ECBの規制監督で銀行の不満再燃、レバレッジド融資の調査が引き金

ECBの規制監督で銀行の不満再燃、レバレッジド融資の調査が引き金
 欧州中央銀行(ECB)の規制監督を巡り、ここにきて再び銀行からの批判が強まっている。
 特に米金融当局の監督体制と比較して、過度に官僚的かつ現実的でないとの不満が出ている。
 ECBに対しては2年前にも、ドイツ銀行やソシエテ・ジェネラルなどの経営陣が行き過ぎた干渉だとしていら立ちをあらわにするなど、同様の批判が上がっていた。
 その後、ECBが一定の改革を実施したことに加え、ユーロ圏外で昨年、複数の金融機関が経営破綻に追い込まれたことで監督強化を求める機運が高まり、銀行業界の批判はいったん沈静化した。
 
 だが、 ECBの単一監督メカニズム(SSM)銀行監督委員長に新たに就任した
   クラウディア・ブッフ氏
は自身が言うところの
   「立ち入った」監督アプローチ
を続けており、業界関係者の批判が再び強まっている。
 ここにきて銀行幹部が不満を強める原因となっているのが
   レバレッジドファイナンス
に関するECBの融資調査で、この問題に詳しい関係者がメディアの取材で明らかにしたところによると、複数の銀行が通常のフィードバックの機会を利用して、監督当局の調査方法に関して書簡で苦情を申し立てた。
 銀行が反発するのはよくあることだが、銀行の不満は調査結果だけでなく、ECBのアプローチにも向けられているという。
 こうした情報は部外秘だとして匿名を条件に関係者が明らかにした。

 銀行から寄せられた不満の1つは、銀行の動向に精通していない
   外部コンサルタント
やECBスタッフが調査の大部分を行っているという点で、その結果、各行がどのように業務に携わっているかよく理解していないとの印象を与えたと関係者は明かした。
 また貸出先の企業が債務返済を続けているにもかかわらず、一部の債権について債務不履行に近い、あるいは債務不履行に陥っていると判断したことにも批判が上がったという。

 ECBの報道官は声明で「欧州の監督は銀行の安全性と健全性の維持に寄与している」と指摘した。
 ECBは「新型コロナウイルス禍、ウクライナでの戦争、金利環境の変化、2023年に発生した銀行の混乱といった一連の外的ショックに迅速に対応し、決断力と機敏さを示した」と述べた。

 また、同関係者によると
   必要資本額を判断する内部モデル
をECBが審査・承認するのに時間がかかりすぎるとの不満が複数の銀行から出ている。
 何年もかかるケースもあるということで、ドイツ銀行やノルデア銀行を含む多くの金融機関が、リスクモデルの見直しを理由にこれまで自社株買いを見送り、投資家を失望させた。
  
 
ひとこと
 無知なる者の権威主義的な行動や発言は問題を複雑化させるものだ。
 マスコミの記者の質問が幼稚で知識もない者が増えているのが明瞭にわかるのも一例であり、本来知識を持ったうえで適時的確な質問が出来ないのでは真実を明らかにすることは不可能であり、乏しい知識の集大成で作り上げられた記事は真実を伝えることは不可能であり、誤った情報を伝えるミステイクシステムであり、これではチェック機構としてもマスコミの報道の自由とは言えず、
   無知なる暴走
を引き起こし、多大な被害を拡散して「うがった偏見」を世論に作り出す組織でしかないだろう。
  
  
posted by まねきねこ at 04:00| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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