アクティビスト(物言う投資家)の
スターボード・バリュー
は、ソフトウエア企業
オートデスク
の株式およそ5億ドル(約790億円)相当を取得したうえ、業績と会計調査への対応を巡って懸念があるため
取締役会の変更を求める方針
を明らかにした。
は、ソフトウエア企業
オートデスク
の株式およそ5億ドル(約790億円)相当を取得したうえ、業績と会計調査への対応を巡って懸念があるため
取締役会の変更を求める方針
を明らかにした。
スターボードはオートデスクの経営陣と会談し、取締役候補の選任案受け付けを再開するよう要請したと説明した。
株主にとっては、新たな役員を迎えることで
取締役会の独立性
が担保されるとの安心感が高まると述べた。
スターボードによると、この要請に対して、オートデスクは要請を拒否したと公表した。
スターボードでは7月16日に予定されているオートデスクの年次株主総会を延期し、取締役候補の選任案の受け付けを再開するよう求める訴訟を17日にデラウェア州の裁判所に提起する方針だと述べた。
スターボードは、オートデスクが3月に取締役候補の選任案受け付けが期限を迎えるまで会計調査について開示しなかったとして批判した。
同社は4月に年次財務報告の提出を延期し、会計プロセスの見直しに着手していた。
同社は4月に年次財務報告の提出を延期し、会計プロセスの見直しに着手していた。
ひとこと
日本企業の株主である機関投資家が利益相反の株主権で内部留保を増やす動きばかりが目についている。
本来でああれば資産の増加をする目的で投資すべきだが、損保や生保、金融機関等の動きは預金者や保険加入者の利益を害する行為ばかりを機関投資家が行っているのが日本経済が活性化しない元凶だろう。