海航集団
中華人民共和国海南省海口市を本拠地とするコングロマリット
2021年にデフォルトし現在は経営再建中である。
2000年に設立され、航空、不動産、金融サービス、観光、物流などを含む多数の産業に関わっていた。
同集団は大新華航空の一部を所有し、ヒルトン・ワールドワイドの25%を所有、ドイツ銀行の株式10%を占める筆頭株主でもあった。
2017年7月に2017年 フォーチュン・グローバル500リストの170番にランクインし、収益は533億3500万ドルであった。
世界で最も活発な投資会社の1つで、その名の下に多数の資産を取得していた。
また、同時に負債増加による経営難も深刻化し、2018年12月期以降は赤字に転落した。
2018年7月3日、共同創業者で会長の
王健
が、南フランスのプロバンス地方を観光中、事故死した。
2019年以降、香港デモや新型コロナウイルスの流行が本格化した為、前述の負債と合わせ業績が急速に悪化した。
2020年2月に海南省主導で経営再建を行う事が決定したが2021年1月29日に破綻したと発表された。
2021年12月8日、航空事業を遼寧方大集団実業に譲渡した。