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2024年06月09日

マイロン・ショールズ(Myron S. Scholes )ラック-ショールズ方程式の有名な起草者の一人 ノーベル経済学賞の受賞者 LTCMの設立関係者

マイロン・ショールズ(Myron S. Scholes )
   1941年7月1日生まれ
 経済学者。
 ブラック-ショールズ方程式の有名な起草者の一人
 現在スタンフォード大学教授であり、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院でも教鞭を執った。
 1997年にブラック-ショールズ方程式を理論面から完成させた
とともに、ノーベル経済学賞を受賞した。
 
 カナダのオンタリオ州ティミンズに生まれ、1951年 に家族はオンタリオ州ハミルトンに移った。
 地元のマックマスター大学を1962年に卒業し、1964年 シカゴ大学においてを修士号を取得した。
 1968年〜1973年に MIT Sloon School of Managementで教える(MITスローン・スクールで研究を続け、フィッシャー・ブラックと出会い、1973年有名なブラック-ショールズ方程式を完成させることとなる。)。
 1969年にシカゴ大学より博士号を取得した(Ph.D.)。
 1973年にシカゴ大学(University of Chicago Booth School of Businass)に移った。
 1983年〜1996年 スタンフォード大学大学院の教授(the Frank E. Buck Professor of Finance at the Stanford Graduate School of Business)として教えた。
 
 1993年 から投資会社
の設立に参加した(1998年倒産、2000年清算)。 
 
 1996年 スタンフォード大学の名誉教授(the Frank E. Buck Professor Emeritus)となった。
 1997年 ノーベル経済学賞を受賞した。
 現在、Stamos Capital Managementにおける経済アドバイザーの議長である。
 
 1997年にノーベル経済学賞を受賞した2年後の1999年、ショールズとロバート・マートンの2人が経営陣に名を連ねた巨大ヘッジファンドの
   ロングターム・キャピタル・マネジメント(Long Term Capital Management)
が空前の損失を出して倒産した。
 マートンとショールズは受賞の対象となった
   自らの「金融工学の理論」
を実践し、大規模なソブリン債兼への投機を行ったが、ロシアで起きたデフォルトのあおりを受けて巨額の損失を出した。
 金融機関の破綻は社会的に大きな問題を招き、それにノーベル賞受賞者が関わっていたため世界中に大きな衝撃を与えた。
 しかも、自らの理論を金儲けに利用しての失敗であったため、世間から大きな批判を浴び悪名を轟かせた。
 (なお、ソブリン債投機はアジア通貨危機では成功したが、跡に続いたロシア経済危機を利用した同様の投機が欧州の金融機関の主要な貸付先であるロシアでの利害の対立を引き起こし、LTCMが莫大な損害を発生させ破綻したとの見方もある。)

 その後、2014年8月にチーフ・インベストメント・ストラテジストとして
に入社した。
 同社のアセット・アロケーション戦略の商品開発を主導するとともに、運用チームと連携しつつ、定量分析に貢献している。

  
posted by まねきねこ at 23:39| 愛知 ☔| Comment(0) | 人物伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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