ADPリサーチ・インスティテュートのデータで5月の米民間雇用者数は15万2000人増加し、伸びが1月以降で最も低かったことが分かった。なお、4月はが18万8000人増(速報値19万2000人増)に下方修正された。
なお、エコノミスト予想値は17万5000人増であり、大きく下回っている
製造業は2万人減と、昨年7月以来の大幅な減少となった。
製造業での著しい人員減少が影響しており、労働市場の鈍化を示す新たな証左となった。
製造業での著しい人員減少が影響しており、労働市場の鈍化を示す新たな証左となった。
また、専門職およびビジネスサービスも過去1年余りで最も多くの雇用を削減した。
鉱業と情報産業の雇用も減少し、娯楽およびホスピタリティーの雇用は昨年11月以降で最も低い伸びにとどまった。
データはADPとスタンフォード・デジタル・エコノミー・ラボが共同で算出した。
転職した人の賃金は前年比7.8%上昇と、2カ月連続で伸びが鈍化した。
同じ職にとどまった人の賃金は前年比5%上昇と、2021年以来の低い伸びに並んだ。
鉱業と情報産業の雇用も減少し、娯楽およびホスピタリティーの雇用は昨年11月以降で最も低い伸びにとどまった。
データはADPとスタンフォード・デジタル・エコノミー・ラボが共同で算出した。
転職した人の賃金は前年比7.8%上昇と、2カ月連続で伸びが鈍化した。
同じ職にとどまった人の賃金は前年比5%上昇と、2021年以来の低い伸びに並んだ。
政府部門の雇用も含む5月の雇用統計は7日に発表される。
非農業部門雇用者数に関するエコノミスト予想は18万5000人増で、実際にそうなれば、4月よりは伸びがやや加速することになるが、それまで数カ月間の伸びを大きく下回る。
非農業部門雇用者数に関するエコノミスト予想は18万5000人増で、実際にそうなれば、4月よりは伸びがやや加速することになるが、それまで数カ月間の伸びを大きく下回る。
ADPは2500万人以上の民間部門従業員の給与データに基づいて調査結果を発表している。