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2024年06月06日

米ISM製造業指数で新規受注や生産が悪化し、縮小ペースが加速

 米供給管理協会(ISM)が3日、米国の製造業活動は5月に縮小ペースが加速したとのデータを発表した。
 生産はほぼ停滞し、受注がおよそ2年ぶりの大幅な落ち込みとなったことが響いた。
 
 ISM製造業総合景況指数は
   48.7(前月は49.2)
と前月比0.5ポイント低下し、3カ月ぶりの低水準だった。

 事前のエコノミスト予想値は49.5

 指数の内訳では、新規受注が3.7ポイント低下の45.4と、2022年6月以来の大幅な落ち込みとなった。
 1年ぶりの水準に沈んでおり、経済全般の需要が弱まっていることを示唆した。
 また、生産は50.2に低下した。

 今回のデータは高水準の借り入れコストや設備投資の抑制、個人消費の弱含みによって、米製造業がなかなか回復できないでいる状況を映し出している。
 また、投入コストの高止まりも逆風となっている。

 仕入れ価格は57に低下したが、それでもここ2年ほどで2番目に高い水準にとどまっ玉までインフレ傾向は治まっていない。

 業種別では、木製品やプラスチック・ゴム製品、機械などを筆頭に7業種が活動縮小を報告した。ただ、7業種は活動が拡大した。

 なお、輸出需要に関する指標は過去4か月中、3カ月で拡大圏となり、米製造業者にとって明るい兆しとなった。

 雇用も持ち直しており、雇用指数は22年8月以来の水準となる51.1に上昇した。
 製造業の人手が確保しやすくなっていることを示唆しており、賃金上昇の流れは緩んでいる。

  
posted by まねきねこ at 06:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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