ブルームバーグがまとめたデータによると、S&P500種株価指数を構成するソフトウエア企業で、売上高見通しが市場予想を上回ったのは半数強だった。
これに対し、半導体メーカーは70%を超える。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のシニアテクノロジー担当アナリスト
アヌラグ・ラナ氏
は、現時点でAIによって売上高が伸びているソフトウエア企業は、目立った例外である
マイクロソフト
を除いてほとんどないと述べた。
支出はハードウエアか、アルファベットやアマゾン・ドット・コムといったクラウドサービス業界の巨人に流れているという。
アヌラグ・ラナ氏
は、現時点でAIによって売上高が伸びているソフトウエア企業は、目立った例外である
マイクロソフト
を除いてほとんどないと述べた。
支出はハードウエアか、アルファベットやアマゾン・ドット・コムといったクラウドサービス業界の巨人に流れているという。
また、「ほとんどの企業はAI専用の予算枠を持っていないため、AI以外の予算から資金を振り向けている」と指摘した。
「企業はエヌビディアの半導体やデルのサーバーを引き続き購入しているが、大型のソフトウエア契約は結んでいない。ソフトウエアもいずれはAIの恩恵を受けるだろうが、そこに至るには何年もかかる可能性がある。今年下期の持ち直しは現時点では見込めないだろう」と続けた。
「企業はエヌビディアの半導体やデルのサーバーを引き続き購入しているが、大型のソフトウエア契約は結んでいない。ソフトウエアもいずれはAIの恩恵を受けるだろうが、そこに至るには何年もかかる可能性がある。今年下期の持ち直しは現時点では見込めないだろう」と続けた。