暗号資産(仮想通貨)交換業者
は31日、ビットコイン482億円相当が不正に流出したと発表した。
デジタル資産プラットフォームに対する過去最大規模のハッキングとみられる。
同社は発表文で、不正流出した数量は4502.9ビットコインだと説明した。
被害状況の詳細は引き続き調査中だとしている。暗号資産の出庫処理など一部サービスの利用を制限している。
ブロックチェーン分析会社
は今回の流出について、「ハッキング」によって盗まれたとの見方をX(旧ツイッター)への投稿で示した。
同社によると、仮想通貨ハッキングとしては史上7番目の規模となる。
DMMビットコインは「不正流出への対策はすでに行ったが、追加の安全確保を行うべく一部サービスの利用制限を実施した」と説明した。
なお、流出したビットコインについては、グループ会社からの支援を受けて全額保証するとしている。