5月の米ミシガン大学消費者マインド指数(確報値)は69.1と6カ月ぶりの低水準、消費者のインフレ期待は速報値の67.4に比べて低下した。
また、前月の77.2から8.1ポイント低下。
ただ、高水準の物価が引き続きセンチメントへの重しとなっていることも示唆された。
ただ、高水準の物価が引き続きセンチメントへの重しとなっていることも示唆された。
1年先のインフレ期待は3.3%速報値の3.5%から低下した。
なお、前月は3.2%だった。
また、5−10年先のインフレ期待は3.0%と速報値の3.1%から低下した。
前月3.0%だった。
なお、インフレ期待低下は、5月にガソリン価格が下落基調にあったことを反映している可能性がある。
およそ10人のうち4人は、物価高が生活水準を損なっていると答えた。向こう1年で米金融当局が利下げをする可能性があると回答したのは4人に1人で、1月時点の37%から低下した。
5月の現況指数は69.6で、4月の79.0から低下。期待指数は68.8。4月は76.0だった。
耐久財の購入環境に関する指数は1年ぶりの低水準。現在の家計に関する指数は5カ月ぶりの低い水準となった。