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2024年05月19日

商品ベテランのカリー氏、銅はさらに上昇も−「RED」が追い風に

 電気自動車(EV)からデータセンターに至るまで
   あらゆる電力供給
で世界はますます銅を必要としている一方で、新しい鉱山の稼働は遅々として進んでいない。
 需要の急成長と供給伸び悩みのミスマッチによって、今週のロンドンでの取引で銅は1トン当たり1万ドル超に押し上げられた。

 商品のベテランでカーライル・グループ傘下エナジー・パスウェイズ
   ジェフ・カリー最高戦略責任者
はポッドキャスト「オッド・ロッツ」の最新エピソードで、銅のロングポジションについて「私がこの仕事を30年以上続けてきた中で最も魅力的な取引だ」と語った。

 カリー氏は昨年のカーライル入社以前は
   ゴールドマン・サックス・グループ
で商品リサーチ世界責任者を長年務めており、RED」の頭文字を使って、需要拡大を促す3つの大きな構造的な追い風を説明した。

 まず「R」はリディストリビューション(再分配政策)だ。
 同氏は低所得者層が「高所得者層よりも多くの商品を消費」しており、低失業率で最も恩恵を受けているのは低所得者層だと指摘した。
 また、「今も世界的に低所得者層の商品消費を促す政策が盛んに行われている」と続けた。

 「E」はエンバイロメントポリシー(環境政策)だ。
 カリー氏によれば、ここ数年で環境政策は「急加速」している。最近の銅上昇の理由の一つは、中国のグリーン設備投資が昨年は100%余り、今年も30%拡大している点にあるという。
 世界中どこを見渡しても「グリーン設備投資による環境政策があり、商品需要を喚起している」と述べた。

 最後の「D」はデグローバライゼーション(脱グローバル化)だ。
 これはディフェンス(国防)の意味にも取れるとして、米国やドイツでの大規模な軍事費を挙げた。

 カリー氏は「2ー3年前にわれわれが考えていたよりも、この3要素はずっと強力になっている」と述べた。


ひとこと
 地球温暖化など環境政策への投資を誘導し続けてきた国際資本のロードマップ通りの流れであり、マッチポンプとも言える政策の転換は背後で環境活動組織を作り上げ資金を投入し対立軸を作り出すための工作があらゆる場面で見られるのもひとつだろう。
 スタートアップ企業の多くを支援した資金が利益を生み出す用流れを作っている資金の流れを誘導し続けているのも同じ組織の力学が働いている。


posted by まねきねこ at 07:09| 愛知 | Comment(0) | よもやまばなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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