欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、スロベニア銀行(中銀)の
バスレ総裁
は17日、スロベニアのポルトロシュで行われたメディアとのインタビューで、欧州の労働市場は引き続き「非常に強い」ものの、賃金に過剰な動きは見られず、インフレの数字は期待に沿っていると指摘した。
また、ECBの現在のデータに依存するアプローチに自身は「満足」していると述べた。
恐らく来月が利下げ開始に適切な時期で、その後にどうするかは予断を持たずにいると続けた。
は17日、スロベニアのポルトロシュで行われたメディアとのインタビューで、欧州の労働市場は引き続き「非常に強い」ものの、賃金に過剰な動きは見られず、インフレの数字は期待に沿っていると指摘した。
また、ECBの現在のデータに依存するアプローチに自身は「満足」していると述べた。
恐らく来月が利下げ開始に適切な時期で、その後にどうするかは予断を持たずにいると続けた。
「大きなサプライズがない限り、6月は利下げに合理的で現実的な時期だ。だが、その後にどうなるかは断言できない。自分はさまざまな可能性にオープンだが、さらなる情報を待ちたい」と述べた。