金相場は反発した。
4月の米生産者物価指数(PPI)発表直後は伸び悩む場面もあったが、すぐに再び買い優勢となった。
4月の米生産者物価指数(PPI)発表直後は伸び悩む場面もあったが、すぐに再び買い優勢となった。
サクソバンクの商品戦略責任者
オレ・ハンセン氏
はPPIについて、予想を上回ったものの金相場の勢いを止めるほどではなかったと指摘した。
「現時点でボートを揺らすには十分ではなかった」とした上で、金相場の次の動きで本当に重要なのは明日のCPIだと述べた。
オレ・ハンセン氏
はPPIについて、予想を上回ったものの金相場の勢いを止めるほどではなかったと指摘した。
「現時点でボートを揺らすには十分ではなかった」とした上で、金相場の次の動きで本当に重要なのは明日のCPIだと述べた。
金相場は中央銀行による金購入や中東の地政学的リスクの高まりを受けた逃避需要に支えられている。経済の先行き不安などで金への投資意欲が高まっている中国からの需要増大も強材料だ。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は2359.90ドルと16.90ドル(0.7%)高で終えた。