原油減産の延長は石油輸出国機構(OPEC)が決定することであり、イラクはどのような決定にも従う意向だとアブドルガニ石油相が述べた。
「自主減産の延長はOPEC諸国間での決定次第だ」とアブドルガニ石油相は12日に記者団に述べ、「イラクはOPEC加盟国としてその決定を守り、同意する必要がある」と続けた。
同石油相は11日、さらなる減産には同意しない考えを示していた。
次回の閣僚会合は6月1日にウィーンで開催される予定で、現行の減産を下期まで延長するとの見方が強い。
次回の閣僚会合は6月1日にウィーンで開催される予定で、現行の減産を下期まで延長するとの見方が強い。
OPEC2位の産油国であるイラクは、既存の生産抑制を完全に実施しないことで既にグループ内に不安を引き起こしている。
ひとこと
サウジ主導のOPECの体制がいつまで続くかだろう。
生産量削減に従うOPEC加盟国の原理原則を拒否してOPECから離脱する国家もあり、スポットで販売して消費国の拡大を狙う場面が多々見られる。
ひとこと
サウジ主導のOPECの体制がいつまで続くかだろう。
生産量削減に従うOPEC加盟国の原理原則を拒否してOPECから離脱する国家もあり、スポットで販売して消費国の拡大を狙う場面が多々見られる。