ニューヨーク原油先物相場は小幅高で取引を終えた。
米原油在庫に関する強弱まちまちなデータを市場が消化する中、テクニカルな水準が下値を支えた動きだ。
NY原油市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が1バレル=79ドルを上回って引けた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は
1バレル=79.26ドル
と27セント(0.3%)高で終了した。
ロンドンICEの北海ブレント7月限は30セント(0.4%)上昇し83.88ドルで引けた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は
1バレル=79.26ドル
と27セント(0.3%)高で終了した。
ロンドンICEの北海ブレント7月限は30セント(0.4%)上昇し83.88ドルで引けた。
これまで1カ月にわたって下落傾向が続き、相場は3月半ば以来の安値に下げていた。
なお、100日移動平均が原油の下落を食い止め、相対力指数(RSI、9日間)は原油の下落が行き過ぎだったことを示唆した。
テクニカルな上昇を後押ししたのは、先週の
米原油在庫が136万バレル減少したこと
を示す米エネルギー情報局(EIA)の統計だった。