パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が先週にそこまでタカ派ではない見解を示したのを受け、投資家は米金融当局者の発言を注視している。
米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。
今週は10年債と30年債の計670億ドル(約10兆3100億円)に上る入札が予定されている。
そのため、長期債への需要を試す試金石となるほか3年債580億ドルの入札も行われる。
米国金融大手のモルガン・スタンレーは、4月に月間ベースで今年最悪のパフォーマンスとなった米国債の買いを推奨している。
ひとこと
米国債を大量に保有し続けている日銀は円安を利用し、償還分だけではなく保有分も米国債券を市場で売り、円高時に発行し続けた日本国債の償還を前倒して実施すべきだろう。
この場合、日銀が金利引き上げを強めれば市場に流れる日本国債は大きく下落し、安価に買い戻すことは可能となり、費用もより安くなることに注目すべきだろう。
米国政府に阿る忖度ばかりで政権を維持する日本の与野党政治家の圧力を跳ね返せての話だが...