バンク・オブ・アメリカ(BofA)は1−3月(第1四半期)に費用が増加し
不良債権の貸し倒れ償却
がアナリスト予想を上回った。
なお、トレーディング事業は好調だったものの、投資家を満足させる内容ではなく、株価は下落した。
アラステア・ボースウィック最高財務責任者(CFO)は、クレジットカードの貸し倒れ償却増加は、主としてその前の四半期分が影響したものであり、現在では横ばいになりつつあると説明した。
がアナリスト予想を上回った。
なお、トレーディング事業は好調だったものの、投資家を満足させる内容ではなく、株価は下落した。
アラステア・ボースウィック最高財務責任者(CFO)は、クレジットカードの貸し倒れ償却増加は、主としてその前の四半期分が影響したものであり、現在では横ばいになりつつあると説明した。
16日に発表された第1四半期決算で、貸し倒れ償却は
総額15億ドル(約2320億円)
と、2023年10−12月(第4四半期)から26%増加した。
市場予想は12億6000万ドルだった。
総額15億ドル(約2320億円)
と、2023年10−12月(第4四半期)から26%増加した。
市場予想は12億6000万ドルだった。
金利外費用は前年同期比6.2%増の172億ドルとなった。
昨年の地方銀行破綻に関連した連邦預金保険公社(FDIC)の特別査定で7億ドルの費用を計上した。
アナリストは経費を2.6%増の167億ドルと予想していた。FDICの費用を除くと2%増の165億ドルだった。
昨年の地方銀行破綻に関連した連邦預金保険公社(FDIC)の特別査定で7億ドルの費用を計上した。
アナリストは経費を2.6%増の167億ドルと予想していた。FDICの費用を除くと2%増の165億ドルだった。
一方、トレーディング事業は第1四半期として過去有数の業績を達成した。
金利上昇の恩恵で純金利収入が市場予想を上回った。
金利上昇の恩恵で純金利収入が市場予想を上回った。
高金利と地政学的緊張が続く中、株式トレーディング収入は15%増の18億7000万ドルだった。
これが寄与し、純利益は66億7000万ドルとアナリスト予想を上回った。
これが寄与し、純利益は66億7000万ドルとアナリスト予想を上回った。
ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は発表資料で「当行のセールス・トレーディング部門は、この四半期も2023年の好調な勢いを維持し、過去10年以上で最高の第1四半期を記録した」と説明した。
主要収益源である純金利収入は2.9%減の140億ドルだった。
アナリストは4%減を予想していた。
アナリストは4%減を予想していた。
ウェルス事業の収入は5.2%増の55億9000万ドルでボースウィックCFOは記者団との電話会議において、「資産運用のフローの増加」によって同部門にとって記録的な四半期となったと述べた。
第1四半期末の貸出残高は
1兆500億ドル(前年同期比+0.3%)
となり、アナリスト予想の1兆600億ドルを下回った。
同CFOは高金利のために貸し出しが「低迷」していると述べた。
1兆500億ドル(前年同期比+0.3%)
となり、アナリスト予想の1兆600億ドルを下回った。
同CFOは高金利のために貸し出しが「低迷」していると述べた。
預金残高はほぼ横ばいで、総額は1兆9500億ドルと前四半期から1.2%増えた。