野村の為替ストラテジスト、後藤祐二朗、宮入祐輔、 茂木仁の3氏は16日の顧客向けリポートで「節目の155円の水準に近づく中で、市場はドル・円相場の突然の下落に敏感になっている」と述べた。
「ドル・円相場が一瞬急落した後に、下落が続かなかった点をより重視している」と指摘した。
今回の急激な動きは市場に介入の可能性を一段と意識させ、「継続している円安のペースを制限する」かもしれないとの考えを示した。
「ドル・円相場が一瞬急落した後に、下落が続かなかった点をより重視している」と指摘した。
今回の急激な動きは市場に介入の可能性を一段と意識させ、「継続している円安のペースを制限する」かもしれないとの考えを示した。
また、今回の動きは、昨年10月に円が一時的に急反発したことを想起させるとも指摘した。
その際、日本当局が介入に踏み切ったのではないかとの見方も出ていたが、その後発表された公式データにより、日本当局による外国為替市場への直接的な介入はなかったことが確認された。
その際、日本当局が介入に踏み切ったのではないかとの見方も出ていたが、その後発表された公式データにより、日本当局による外国為替市場への直接的な介入はなかったことが確認された。
ひとこと
円を買う動きをした一部機関投資家等を傍観したまま見捨てた日銀という存在では、円急落時に日銀を支援する者はいなくなり孤独な対応になるだけだ。