当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する人の自己責任でお願いします。
当ブログでは、一切の責任を負いませんでご了承下さい。

マーケット出来事貴金属とレアメタル宝石と宝飾品貴金属の取引方法貴金属取扱会社

2024年04月16日

テマセク シンガポールの政府が所有する投資会社

 テマセク(英語:Temasek。旧名:Temasek Holdings)
 シンガポールの政府が所有する投資会社(ソブリン・ウェルス・ファンド)のこと。

 2012年3月の時点で380人の従業員がアジアを中心に
   1980億SGD
を運用している。
 保有する株式は、金融、通信、メディア、テクノロジー、交通、運輸、不動産、エネルギー、資源など多岐にわたる。

 テマセク・ホールディングスは世界で最も高評価の投資会社のうちの1つであり、ムーディーズによる格付けは、Aaa、スタンダードアンドプアーズによる格付けはAAAである。
 テマセクとは、シンガポール(Singapore)の古称。

 テマセクは2003年以降、シンガポール国内の関連企業の再編により、は国内企業の株式を売却するなどして獲得した資金をもとに、対外投資を拡大している。
 その結果、02年の対外投資総額約50億SGDから、06年には約3倍の約150億SGDにまで増加した。
 09年3月現在の地域別の投資事業ポートフォリオはシンガポール31%、国外69%で内訳は
  31%:シンガポール
  27%:北アジア(中国、台湾、日本、韓国)
  9%:ASEAN
  7%:南アジア(インド、パキスタン)
  22%:OECD加盟国(日米欧ほか)
  4%:ラテンアメリカ他
という配分で、また、UBSやメリルリンチなど、サブプライムローン問題で疲弊した欧米の金融機関にも、多額の資本注入を行っている。
 世界の金融市場で存在感を示す政府系投資ファンドの一つである(07年現在)。
 また、日本の、ソフトバンク系金融ITコングロマリット、SBIホールディングスと共同で子会社を設立し、アジアの金融機関を対象に投資活動を行うことを発表した。

主な投資先(2012年3月時点)
@金融・銀行業
 ・中国銀行 (2%)
 ・中国建設銀行 (8%)
 ・DBS銀行 (30%)
 ・スタンダード・チャータード銀行 (18%)
 ・ICICI銀行 (2%)
A通信・マスメディア
 ・メディアコープ (100%)
 ・シングテル (54%)
 ・シン・コーポレーション・グループ (42%)
 ・STテレメディア (100%)
 ・バーティ・エアテル (5% as of 2010)
 ・スタッツ・チップパック (84%)
B交通・運輸・産業
 ・シンガポール航空 (56%)
 ・ケッペル・コーポレーション (21%)
 ・ネプチューン・オリエント・ラインズ (66%)
 ・PSAインターナショナル (100%)
 ・SembCorp Industries (49%)
 ・STエンジニアリング (51%)
 ・SMRTコーポレーション (54%)
 ・シンガポール・パワー (100%)
C不動産・生活
 ・CapitaLand (40%)
 ・メープルツリー・インベストメンツ (100%)
 ・Olam International (16%)
 ・Celltrion, Inc. (10%)
 ・Li & Fung Limited (3%)
 ・M+S Pte Ltd (40%)
 ・Pulau Indah Ventures (50%)
 ・SATS Ltd (43%)
 ・Wildlife Reserves Singapore Pte Ltd (88%)
Dエネルギー・資源
 ・モザイクカンパニー (5%)
 ・Chesapeake Energy Corporation
 ・Clean Energy Fuels Corp (0.49%)
 ・FTS International (40%)
 ・Inmet Mining Corporation (11%)
 ・MEG Energy Corp (6%)
 ・チャイナ・パワー
   
posted by まねきねこ at 19:42| 愛知 ☁| Comment(0) | よもやまばなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: